The Threads of My Name    ~ truth, hope and... ~

The days of weaving a tapestry with my feathers

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トシヲトル

今日は、美輪明宏の「黒蜥蜴」を観に行った。

まさか自分が美輪さんの「黒蜥蜴」を観ることができるなんて
思ってなかったから、夢のようやった。

美輪さんは、荘厳なバロック音楽みたいやった。
ちいさな、歩く山のようやった。

美輪さんが、男だとか、女だとか、そんな議論はクソやと思った。
ほんとはみんな、そうなんやろう。

「あなたを愛していますよ」

と言われていると、全身で感じた。
なにもかも、許されたような気がした。

脱力した。
涙が止まらんかった。
嗚咽して泣きたいと思った。

すげー・・・

圧倒的やった。
無抵抗のまま、押し倒されるみたいやった。
このまま、何もかも持っていってくれと思った。



最近歳をとってきたからか、
年上の女性にとても惹かれる。
40代、50代、60代、70、80、90、100・・・
名前を挙げれば、きりがないほどに。

自分はほんまにガリガリやと思わされる。
肉付きが悪く、バランスも悪い。

彼女たちの豊かな厚みを、その安定感を、
眩しく見てしまう。


歳を重ねないと、重ねられないものがあるんやろう。

毎日毎日を生きていくことでしか、
得られないものがそこにはあるんやろう。

そしてそれは、きっと私が羨望の眼差しで見つめてるような、
キラキラ光輝く美しいものから生まれるもんじゃないんやろう。

もっとずっと残酷で、汚くて、孤独で醜いものを、
何度も逃げて、隠して、掘り起こして、叩きのめされて、
目も逸らせないほど、眼前で突きつけられて、
死んでいった死骸が、堆積することでしか、
得られないのかも知れないなと、ぼんやり思う。

行くしかないんや。

確かめに。

そうする以外には、何もない。

怖いけど、その先に彼女たちがいるんなら、
方向を見失わないですむと思った。


もう二度と、歳をとることが怖いだなんて思うことはない。

無駄なものが全部死骸となって無くなっていって、
そうして最後には自分さえも無くなるんやろなぁ。

・・・なんて言ってても、それは分からん。

やっぱ、行くしかないんや。
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