The Threads of My Name    ~ truth, hope and... ~

The days of weaving a tapestry with my feathers

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Passion

そこに行けば 

ちゃんとあるんやと教えてくれたのは

ゴッホの絵やった


Vincent Van Gogh


行けば 必ずある

行こうと思いさえすれば

時を越えて 待っていてくれる




生まれて初めて見た彼の絵は 

       Irises

New Yorkは、メトロポリタン美術館



あんなに、ひとつの絵画を見つめたことはなかった


大振りの花瓶に、無造作に生けられた数本の紫の菖蒲


永遠のいのちを吹きこまれた、花が、そこに咲いてた



彼の絵は、まるで生命のそれのように、完璧やと思った

何が完璧なんやろう・・・

もう、大好きやと思った、全部

色の組み合わせも、絵の具の厚みも、筆の幅も、一筆の重なる感じも


背景の配色や筆遣いにさえ、釘付けになって食い入るように見た



他には誰もいなかった


私とゴッホの描いた irises だけの空間


どうしたらいいか、わからんかった

この気持ちを、どうしたらいいか、とてももてあましてしまった

抱きつくことも、愛を伝えることもできない時には

一体、どうしたらいいんやろうか・・・



・・・祈る、のかなぁ




その数年後に出会った彼の絵は、オランダにあった


電車を乗り継ぎ、バスを乗り継いで辿り着いたのは、

気を抜くとうっかり迷い込んでしまうような広大な森の中に、

ひっそりと横たわる、クレラー=ミュラー美術館

大海に漂う木片のようなその体に、

ゆったりと、のびのびと、芸術家たちの情熱を抱いている


そんな、およそ今までで一番美術館らしからぬところに、

あった


太陽の光を受けて、刻々とその色を変えながら、

何の飾りもない、白木に縁取られて


      夜のカフェテラス


愛しいその筆遣いと、塗り重ねられた 青と黄色

淋しさと、温かさが、互いに支え合いながら

闇を照らし、光を受け止める


こんなところにいたんやね

こんなに、幸せな空間に、瞬間瞬間に、その印象をころころ変えながら・・・


画家が、いのちを込めた色を、あたりまえように太陽の光がゆらす


そうだ・・・その通りだ・・・ と、とてもとても思った



フランスはパリ、オランジェリー美術館

クロード・モネの 睡蓮も・・・

太陽の光を反射して、360°やわらかな色の霞が波打っていた

朝も昼も夜も、自然と呼応して息づく永遠の瞬間


思い出しただけで、一瞬にして恋に落ちる

甘い匂いが猛然とたちこめる


とても親しいのに、圧倒的で涙が出る






キリストの受難 を想う


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