The Threads of My Name    ~ truth, hope and... ~

The days of weaving a tapestry with my feathers

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ペンギンの話

「人間なんていなくても 僕たちは何も困らないよ」

高校生の頃かな、NHKで『虹の彼方のH2O』という番組があった。
3週にわたり、生命が生まれるにあたって、
「100℃で沸騰し、0℃で凍る」という水の性質が、
どれだけ重要で、しかも完璧であったかをいろんな角度から
見ていく番組だった。

化学に初めて興味を持った瞬間だったかもしれない。
水について、そんな風に考えたことは一度もなかった。

中学の頃からか、だんだん少しずつ降り積もるように、
人間の横暴さに対して許せないと思うことが増えていた。
素晴らしい仲間に出会ったから。
彼らと一緒にたくさんのことを学び、話し合った。
人間としての基礎を教わった。
「友達とは、家族であり恋人である」と教えてもらった。

なぜ、世の中はこんなことになっているやろう。
人間がいろんなものを支配しているように見えた。
木々も、動物も、土地も、いのちも。
やりたいように、人間の地球やと言わんばかりに。
・・・でも、いつもどこか大切なネジがかけてる。

「万物の霊長」やと言われる人間。

そんなわけがない。
こんなあほばっかしの人間が、この世のすべての頂点にいる??!!
そんなわけない、ふざけるなと、
一体誰が何を根拠に言い出したんやろうと、
ずっとずっと思ってた。

みんな人間の話ばっかりする。
なぜ人間は食べられないんやろう。
食物連鎖に、なぜ入れない?
食い散らかすだけ食い散らかして、自分たちは食べられないんや。
なんで?
「私は死ぬときは鮫に食べられたい」と思ったりしてた。

人間のせいで、この地球はむちゃくちゃや。
私が呼吸する度に、自然は破壊されていく。
私が存在してることで、彼らを苦しめてるんやって。
生きていることが本当に申し訳なくて、
「人間だけが死ねばいいのに」と本気で思っていた。

そんな時、その番組を見た。

真っ白な南極の氷の上で2匹のペンギンが、
今やっと声高に叫ばれてる「地球温暖化」について話してる。

   人間のせいで、氷が溶けていく
   僕たちの住む場所がなくなっていく

   「人間なんていなくても 僕たちは何も困らないよ」

・・・ほんとにその通りやと思った。

もちろん本物のペンギンが言ってる訳じゃない。
でも、その通りやと思った。
人間のいない地球を想像してみた。
パラダイスやと思えた。
いつ想像してみても、そう思った。

そして、今もそう思う。


「17歳の夏休みを抱きしめて生きます。」 1995.9.9 0:00

私は予言者かもしれない(笑)
きっと永遠に抱き続けることが、ここにある。

ちょうど、大学に入るのかどうするのかと考え続けてた日々やったんや。
17歳の私は、こんな言葉たちを今の私に残してくれてる。
ありがとう。

   水に包まれた地球
   すごい きれいやと思った
   尊いと思った。
   水がきれいやと思った。
   緑がきれいやと思った。
   海はステキやと思った。
   ずっと潜ってたいと思った。
   空はきれいやと思った。
   雲に 乗りたいと思った。
   
   海の青と空の青
   緑、地球の青
   大気、太陽の光、雨、月
   
   地球はステキやと思った。
   とっても キレイやと思った。

   「この川や、木を、あなたはどうやって買おうというのか。
    この川の音や木の葉の音を聞かない人生なんて、
    一体どんな価値があるというのか」
   (虹の彼方のH2Oで紹介された話。インディアンが彼らの土地を
    買いたいと言ってきた西洋人に向かって言う言葉)

   どうして、絶滅なんてしないといけないのか。
   どんだけ机に向かったって、小さな虫一匹も、木の葉一枚も愛してやれない。
   ここはどこやろ。

   なんでも聞き入れて、川は流れる
   魚は泳ぐし、木も育つ
   合わせて、進化してくれる。
   何一つ、何一つ、何一つ、
   悪いことなんかしてないのに
   何もゆえへんよ。
   理解もしてやれない。
   生きてることは、やっぱり罪やん。
 
   きれいな地球、母なる地球
   生きてることって、どうして素晴らしいのか。
   英単語一つ覚えたら
   あの木々は返ってくるのか。
   何を学べば、あの森を救えるのか。

   そうやんな。返してほしいよな。
 
   地球ができて、生命が誕生して、
   キレイと思うこの頭脳は どうして生まれてきたのか。
   キレイより、そんな風に感じる心より・・・

   あぁ、何がほんとなのか
   何してるのか。
   これでいいのか、
   怒りを抱くべきなのか、
   わからなくなる。

   でもきっと、地球に、生きてる、
   すべてのいのち、
   宇宙のすべてのいのち、
   いっしょに暮らしてるのは 確か。

   私たちには神がいるけど
   彼らにはいない?
   神は人間か?
   人間だけを救うのか?

      こんだけ考える頭 いらんねんわ。
      そんなことゆったってかわらんやん!

   でも一つ忘れたらあかんことがある。
   地球と同じくらい、
   こんなステキな大自然くらい、
   人間も愛してた。気付いた。

   海や川や空や雲と同じくらい
   友達を愛してるよ。

   木々や、星や月くらい  
   家族も愛してる。
 
   何ができるか
   偽善者でもいい
   愛したい。
   全然あかん人間でも
   私なりに 愛せるようになりたいねん

   そっから。



そして、私はこの世界の美しさを見るために、オーストラリアに渡ったんや。

素晴らしかった。
自然とは、私が守ってあげるような弱々しいものなんかじゃ全然なかった。

何もかもが剥き出しで、力強く、息を吸い込むことも忘れるぐらいに鮮やかやった。
月明かりがあんなに眩しいことを、初めて知った。
暗闇やと思っていた夜空に、本当はあんなに星がちりばめられていることを初めて知った。

・・・ほんとに守るべきは、自分たちなんや。

自然から、はぐれてしまった
   
迷子の子供



私は何も変わらない。

でも同じ場所にいる私は、今こんなにも違う景色を見てる。

   大事なのは変わってくこと 変わらずにいること 

あの頃、乾いて乾いてもがき苦しんで彷徨い歩いてた砂漠に、
今、雨が降り続いてる。
私の砂漠を潤す、雨。
きっと、永遠にこの雨は止まない。

やっと、見つけたんや。

なぜ人間が「万物の霊長」といわれるのか。

あの頃から、ずっとずっと毎日毎日私は同じ問いをし続け、
そして、与えられたんやと思ってる。

そして、その問いはこれからも死ぬまでも、死んでも、
きっと続くやろう。

答えはないから。



    泉を発見した
    
    きれいで透明な水を湛えた

    覗いてみたが はるか深く

    底は見えない

    足をつけてみた

    心地良くて とても幸せ
 
    私はきっと 全身で感じたくなる

    そして 深く潜っていくやろう

    すべての海に 繋がっているとも知らずに


泉2

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