The Threads of My Name    ~ truth, hope and... ~

The days of weaving a tapestry with my feathers

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Metamorphosis


わしゃわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ・・・・・



蚕を飼ったことがある。



わしゃわしゃわしゃ・・・わしゃわしゃ・・・・・



蚕たちは、出会ったときからずっと 『わしゃわしゃわしゃわしゃ・・・・』 と、

この世の葉っぱを全部食べ尽くすんじゃないかと思う勢いで、

桑の葉(ペースト)を食べていた。


どんどんどんどん大きくなっていって、丸々と太ってきたと思ったら、

あんなに、「オナカヘッタダンス」を華麗に踊っていた子たちが、

ぴたっ と食べるのを止めた。

あまりにも唐突で、しかも、完全に何も食べなくなったから、

ドキドキしていると、


彼らは糸を吐き始めた。


細い細い糸を、まるで完璧な設計図があるかのように、迷い無く。


何重にも何重にも、交差させながら。


繭が織られていくにつれて、蚕たちはどんどん痩せ細っていった。

そして、それさえもその設計図にはちゃんと書き込まれていて、

あんなにふとっちょだった蚕たちは、

ちいさなちいさな真っ白の繭に包まれて見えなくなった。




時が来たら、ぴたっと食べるのを止めて、

教えられもしないのに、自分の繭を織る。

すべてを注ぎ込んで。

今までの、すべてを。

一心不乱に、一ミリの迷いもなく。


確かなものが、そこにあるんやね。


それに命を賭けることは、もうあまりにも当然のことで、

そこには、その絹の糸ほどのセンチメンタルも入り込めない。


透徹した美


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