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The days of weaving a tapestry with my feathers

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「ひめゆり」 と 「靖国」 ③

「靖国」

何がそんなに問題になったのか、一体どんな映画なのか、ドキュメンタリーなのか、
物語なのか、全くなんの情報もないまま、見た。

映画の冒頭は・・・本当に呆れかえってしまった。

終戦記念日に、靖国神社に集まる人たち。

日の丸を掲げて、胸に誇らしげに勲章を付けた軍服を着て、軍歌を歌い、行進してる。
「天皇陛下 万歳!」

まるで、戦時中やった。

びっくりした。

あまりにも滑稽で、笑ってしまった。

あまりにも滑稽で、そりゃ放映を妨害したくもなるやろうと思った。

『もう、戦争は終わりましたよ』 と教えてあげたくなった。


みんな死んでしまったのに・・・・


靖国に祀られてるのは、戦争で国のために死んだ「英霊」達だそうだ。
だから、戦死したひめゆり学徒たちもここに祀られてる。

毎年たくさんの人に、
「国のために死んでくれてありがとう」とお祈りされるのかな・・・

生きたかったのに

なんやろなぁ・・・
矛盾でおかしくなりそうやった。

軍服を着た人たちは、まるで夢遊病者みたいやった。
大声を張り上げて、どこを見てるんやろう。
なにも聞こえてへんねやろうな・・・


生きたかったのに、自分のために生きたかったのに・・・


おばあたちは、深い深い悲しみとともに、毎日毎日何十年も
静かに祈り続けてる。
「自分だけが生き残ってしまった」と。



「靖国」のワンシーンで、「靖国神社をもっと盛り上げよう」という集会に中国人(?)たちが、
小泉首相の靖国参拝反対を叫びながら乱入してきた。
集会に参加してた人たちが、その人達を引きずり出して
「中国へ帰れ!中国へ帰れ!」
と、その人達が靖国神社の門を出るまで叫び続けていた。

「中国へ帰れ!! とんでもねー野郎だ!おまえの居ることころじゃねぇ!!」

外国で暮らすということがどういうことか、少なからず私は知ってる。

胸がとても痛んだ。

誰かの国ってことが、本当にあるやろうか。

日本人ってなんなんやろう。中国人って、アメリカ人って・・・

何が違うと思う?



「君たちが、これからの世界の姿だ」

と、オーストラリア人の日本語の先生が、私たちに言ってくれたことがある。
彼も長い間日本に住んでいた。

「他の国に住み、いいところも悪いところも知り、
自分の国のいいところも悪いところも知ってる君たちが、
本当に公平に世界を見れるやろう。」

「みんなに教えてあげて欲しい。君たちの見たことをみんなに」


優しくて、温かくて、一生懸命な先生やった。
日本が大好きだ、と言っていた。
オーストラリアも大好きだ、と言っていた。

数年前に、彼がガンで死んだと友だちから聞いた。



「みんなに教えてあげて欲しい。君たちの見たことをみんなに」



私に何ができるやろう・・・・


                              つづく      


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