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The days of weaving a tapestry with my feathers

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「ひめゆり」 と 「靖国」 ①

今日は映画の日やったので、ずいぶんと前から見たいと思っていた、
「ひめゆり」を見に行った。

偶然にも、その映画館では少し前にいろんな問題で騒がれていた
「靖国」も上映していた。

まさか、自分が2本続けて、しかも、たった10分の休憩を挟んで、
こんなにも重く、濃縮されたドキュメンタリー映画を見るなんて、
夢にも思ってなかった。

でも、「ひめゆり」を見ている途中で、これは見なあかんと思った。
視点を変えて、見てみるべきやと思った。

彼女たちが、沖縄の人たちが死んでいかなければならなかった、
その恐ろしいほどの、時代という名の強大な波を、
ちゃんと見たいと思った。


2本見終わった後は、しばらく戻って来れなかった。

静かな、気持ちやった。

原民喜さんの、

「これが人間なのです」

という一文が、何度も何度も浮かんだ。

朝からほとんど何も食べずに、4時間ぶっ通しやったから、
なにか食べないとと思って、テラスのあるカフェで
少し遅めのお昼ご飯に、パスタのランチセットを食べた。

ゆで方がちょうど良く、付いてたサラダも美味しくて、
外はいい天気で、
・・・その、自分が居る場所というものを、もの凄く感じた。
満たされていて、嘘みたいやと思った。

胸がいっぱいになって、味がわからんくなった。

私は、彼女たちの、そして大勢の人たちの死体の上に、生かされてるんやと思った。
もっと、生きたかったのに。




「ひめゆり」

これは、第二次世界大戦の沖縄での地上戦の際に、従軍看護婦として
働いておられ、生き残られた「ひめゆり学徒」の方達が、実際の体験を
話してくださっている、長編ドキュメンタリー映画だ。

監督の柴田昌平さんが13年間にわたって、彼女たちにインタビューをし続け、
そして、映画の完成した今もずっとインタビューは続いているという、作品。

http://www.himeyuri.info/story.html

凄まじい惨劇が繰り広げられた場所へ、おばあたちは実際に行って
その時の体験を話してくれる。
彼女たちの語る記憶は、あまりにも鮮明でまるで昨日のことのように
触れそうなぐらいに、そこにあった。

「忘れたいことを 話してくれてありがとう」
という、副題が付いてる。

思い出すという作業が、実際にそこに行き、その壕の中に入り、
その死体で埋め尽くされていた海岸に実際に足を運び、
ありありと話すという作業が、彼女たちにとってどれだけの苦痛やったか、
想像することすらできなかった。

怖かった。

画面には、彼女たちの話す顔が映ってるだけやのに、
何度も目を逸らそうとしてる自分に気付いた。



・・・メッセージが濃厚過ぎて、私の中になかなか溶け出していかない。
ほんとの意味で、溶け込んでいくには、きっと、一生かかる。
一生掛けようと思う。

でも、今 感じることがある。

今しか書かれへんことがある。

                                  つづく
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