The Threads of My Name    ~ truth, hope and... ~

The days of weaving a tapestry with my feathers

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My millions of threads


あの日 暗闇に立ってるあなたを見て

私は 確かに「未来」を見たよ

真っ暗な部屋の天井から

まるでジッパーを下ろしていくみたいに

ゆっくりと 強烈な光がさして

あなたが立つ部屋の向こう側がどんどん光で溢れて・・・

「もう大丈夫や」と思った

「これで もう私は永遠に続いていける」って


いまでも 覚えてる


こんなふうに走る車の景色を見ながらふいに記憶に襲われて

「永遠なんかじゃ なかったやんか・・・」と また投げかけてしまうんや


でも そうじゃない

あなたが・・・

あなたと私がたてた波紋が 私をここまで運んでくれたんやろう

こんなところまで・・・お互いを正しく運べるぐらい 強く 美しい衝撃やったんやろう


波紋はなくならない

どんな波紋も

混じり合って 互いに複雑に波紋を描きながら

いつか 大きなひとつの輪を描く



「倶会一処」


今日は ひいおばあちゃんの33回忌やった

私が生まれた1ヶ月後に亡くなったから もちろん覚えてないけど

生まれたばかりの私を抱いて

「『この子はいい子や』 とゆってはってなぁ・・・」と

何度も何度も言い聞かされて育ってきた


33回忌

この次は50回忌やそうや・・・

計り知れないと思った

連綿と ひとつも断ち切れることなく私は今ここにいると思った

私は 恐ろしく厖大な糸で織り上げられた一枚の織物なんや

どんな意味でも

どんなレベルに於いても


今日 お勤めをしてくれたお坊さんは ひいおばあちゃんを知ってた

あったかい優しいまなざしで

「もう33回忌になるんですなぁ・・・なんか信じられまへんなぁ・・」と言った

本当に有り難いなぁと思った 泣きそうやった

この人はもう何十年もこうして私たち家族に寄り添ってきてくれはったんやと思った


お坊さんは最後にお説教をしてくれた

その一語一語が自分でもびっくりするぐらいに

心に染み渡って 涙を堪えるのに本当に必死やった

お説教にこんなに感動したのは初めてやった

その話にお坊さんを織りなすすべてが溶け込んでるようやった


お坊さんは 自分には今日読んだお経の中にとても好きな言葉があると言いはった

お経を読んでいて そこまで来るとほっとすると言ってはった


「倶会一処」


この世ではもう会えなくても あの世へいけば再びみんなひとつのところで会える

というような意味だそうだ

「あったかい言葉やなぁと、この歳になって思えましてなぁ」 と


目で追っていた長い長いお経の海に その言葉がたちまち浮かび上がった

そしてその「一処」は 私があの日みた光にとてもよく似ていた



永遠はいつもここにある

過去も未来も 今ここに

同じ光を受けて 満ちて弾けるように溢れて

たとえ 私が少しも受けとれなくても 

痛いほど「今がそうだ」といつも私に伝えてる



そしていつか ひいおばあちゃんみたいに

あんなに綿密に複雑に織り上げられていたかのように見えていた織物は

その美しさだけを後に残して 


するりと ほどかれていくのかなぁ・・・






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